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zoom RSS ドラマ 『医龍 Team Medical Dragon』 で語る

<<   作成日時 : 2006/06/10 23:07   >>

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 4

 (もう、ドラマはクドカンのだけでいい…)なんて最近思っていた元・ドラマフリークの私ですが、今クールは、なにげなく観始めたフジテレビのドラマ『医龍』を楽しんでます。
原作マンガは読んでいないし、特に大好きな役者さんが出ているわけでもなかったんですが。観てます。
 このドラマが目に留まったのは研修医・伊集院が出てる画面を観た瞬間でした。WaTの小池徹平君が演じているのだと分からず、しばし「誰?この白衣萌え専用ハリー・ポッターみたいな小動物系メガネ男子は誰?!」なんて思っていたのです(小池君、スマン)。とにかく気になって、とりあえず伊集院の動きを終わりまでチャンネル変えずに見守ってしまいました。アイドルおそるべし。まだ演技の引き出しが多いとは思えない(←偉そうですみません)小池君ですが、彼の、役柄とシンクロするかのような急成長と、持ち前のピュアな存在感によって、伊集院は私の心に残るTVドラマの名キャラクターになったと思います。小池君にとってもきっと、今しか出来ない役柄でしょうね〜。良いもん観さしてもらいました♪

 主役の朝田龍太郎を演ずる坂口憲二さんをじっくり観たのも初めてでした。タフな外科医役はピッタリですね。朝田の不器用さ(※手先は器用)と芯にある人柄の良さが自然ににじみ出ていて感じが良いし。ただ、屋上で手術のイメージトレーニングをしてる姿にはつい爆笑(失敬)。あれを観て私は、ドラマ『医龍』が志向するエンターテイメント性にようやく気付きました。あ、リアル・ドラゴンボールなんだきっと!とか思って。(・・・違う?)

 でもって、朝田と組む内科医の藤吉役に佐々木蔵之介さんっていうのがまた!もう、グッジョブ医龍!いきなり些末な感想で恐縮ですが、佐々木さんて白衣とかコートとか翻す系の衣装が似合いますね〜。数年前にPARCO劇場の『Vamp Show』でロングコート翻してた時も心奪われたものです・・・(遠い目)。で、褐色の肌の坂口さんと色白の佐々木さんが並ぶと、オセロ状態。何でだか、目で語り合っちゃう二人の信頼関係が妙〜に色っぽく感じられるのも不思議。朝田が藤吉にマウストゥマウスの人工呼吸をするシーン(第3話)なんかがあったからかな?なんか、朝田センセと藤吉センセは、プライベートでも二人で渓流釣りとか行ってそうだもんな。釣り糸も心外結びでキメ!でもって道中、吊り橋が落ちてファイト一発ゥ!!みたいなサ!・・・いや、そんだけ名コンビに見えるってことで。←反省。

 さらに好きだったのが加藤助教授役の稲森いずみさんの演技です。何度も切ない気持ちにさせられました。特に、霧島に背を向けられる最後の会話のシーンをはじめ、若い頃デスクで仕事しながら菓子パンをほおばるシーン、涙しながら黒いファイルをめくるシーン・・・。感情を押し殺している彼女の胸が常に受けている重圧が、観る方にズッシリ伝わってきて痛い。服装やメイクも自然で良かったし。ネイルを全く付けていない指には、役柄への愛情を感じました。今後別な作品で稲森さんの明るい笑顔を見られたら、幸せな気分になれそう。女優さんってすごい。

 教授役の岸部さんや夏木マリさんはサスガの貫禄〜。北村一輝さんも口元の動きだけで霧島の性格の複雑さを感じさせる演技が面白いし、も〜、分かってても色っぽいですね。ミキ役の水川さとみさんは、運動神経よさそうな感じが役柄にハマってますし。
 脇の皆さんも池田鉄洋さんや千葉雅子さん、臨床工学士役の平賀雅臣さんなど、舞台でも活躍されている面々が出演されていて。特に看護師長役の千葉さんは素敵なシーンが。第6話で手術成功後にミキに向かって言った「あなたがそこいらの医者よりよっぽど上手く難しいグラフト採取をやってのけたとき、少しすっとしたわ」って台詞。う〜ん!看護師の日ごろの鬱憤を上手に想起させる、クールな台詞でした。第6話はあの台詞ひとつに気持ちが3分の1くらい持ってかれましたよ。
 フィクションの世界では外科医だけが注目されがちな「手術」というイベントにおいて、内科医、臨床工学士、麻酔医、看護師らの負う役割を分かりやすく見せ、彼等の存在を印象付けたのは、このドラマの良さの一つでは。

 そうそう、脇役といえば忘れちゃいけない袴田吉彦さん。地方へ飛ばされてしまう役だったけど、彼は確か、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのグランプリで。同じくグランプリの小池徹平君の大先輩ですね。その袴田さんがまさに先輩医師役で登場して、伊集院を優しく励ますシーンなんかはマニア受けしたことでしょう(・・・って書いてる自分がマニアなのか?)。

 でもってマニア受けといえば!麻酔医・荒瀬門次役の阿部サダヲさんと奥菜恵さんの、『キレイ』カップルにも痺れました。あ〜…これはハリコナとケガレかも!って。第8話でこの二人の組み合わせを観ていて、荒瀬が抱える「ケガレ」に思いが至った時、一層グッとくるものがあり・・・。大好きだった舞台と同じ二人の共演が、TVで、しかもこんな形で観られるなんて、意外で感激しました。ありがとう作った人〜!

 そして最後に、この作品では「論文のために」「論文のせいで」「論文さえ仕上げれば」・・・などといった台詞が何度も出てきますが、このドラマを観る人にとって「論文」はどんなものに映ってるんだろうか。日ごろ仕事で学術論文を取り扱ってる者としては、興味あります。加藤先生はどの雑誌に論文を発表するんだろう、やっぱインパクトファクターは気にするんだろな。元医学図書館司書の私としては医局に配架されてる雑誌のチョイスや伊集院がデスクで読んでる電子ジャーナルにも目が行きます。(そういえばTVドラマで登場人物が電子ジャーナルを読んでる場面を見たのは『医龍』が初めてかもしれない!)

 ・・・私が医学部で働いていた頃、TVや舞台を観る時間があったら勉強したかった。そんな気持ちになったのは初めてだったかも。医師や看護師の皆さんが自分の身を削って研究している姿を目にして、それをサポートする司書として非力を痛感したのです。
 今は別な部署に移り、TVを観る余裕が出来て、『医龍』観て、でもやっぱもっと勉強しなくちゃ!なんて心を新たにしている今日この頃なのでした〜(←きょうのわんこ、で読む)

上の写真は、東京大学医学部にあるスズカケの木を冬の日に見上げたものです。この木は、医学の祖ヒポクラテスがその木の下で弟子に教えていたという木の子孫なのです。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして。一押しドラマが同じという事で(こじつけですね^^;)コメント残させていただきました。超脇役の方まで詳細読めてラッキーです。視聴率が最後に来て上がり始めました。
きっと裸でのイメージトレーニングの成果かと思われます。私も笑いました。
又寄らせていただきますね。
りお
2006/06/10 23:30
りおさん、はじめまして。視聴率上がってるんですか♪でも私の周りには観てる人がいなくて語れない!てなわけでつい長々と語ってしまいました。『医龍』は私にとって、久々に毎回観ている作品です。残りあと2回ですが、伊集院寝返り?!みたいな急展開で非常に見応えありそうですね!楽しみましょう(^^)
407号
2006/06/11 09:23
最終回の時間延長と、6月20日からの全話一挙再放送が決定!嬉しいです☆ 第10話は霧島センセをまんまと騙し、加藤先生の仇を取ってグッジョブ伊集院!な回でした。ただ、霧島に向かっての「仲間がいる」云々トークはクールじゃなかったな、伊集院センセ。多分霧島的には既に次の作戦練ってて聴いちゃいないんだろうけど。僕ちゃん研修医と霧島助教授の、その温度差がまたイイ。そういえば、伊集院の左利きは完全内臓逆位患者の手術のための伏線?単に小池君が左利きなんデスカ?
407号
2006/06/20 08:06
最終回観ました。泣けるというより戦隊モノみたいで笑えるシーンが満載でしたが、『特攻野郎バチスタチーム』!って感じで、楽しみました。なかなか良い着地だったのでは。今回の作品は、伊集院の成長物語として観ると一番無理なく解釈できる気がしました。あの「僕ちゃん」だった彼が、今や「ハリー」です。(←成長?)ところで今ごろ野口教授はタイでカトリスを愛用しているのだろうか…(合掌)
407号
2006/07/02 14:40

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